【Fallout3】 危険なお散歩 【実況】
北米版ぼくの夏休み(大嘘)
【Fallout3】危険なお散歩【実況】#1
核戦争後の世界を旅するRPG
『Fallout 3』(フォールアウト3) は、Bethesda Game Studioが開発したロールプレイングゲーム。核戦争後の荒廃した世界を描く Fallout シリーズの三作目である。
開発を『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』のチームが行うと発表されたことで注目を集めた作品。 本作は広大なマップを自由に散策可能ないわゆるオープンワールド系RPGであり、なおかつ核戦争後の荒廃した世界というRPGとしてはユニークな世界設定になっている。実際のワシントンDCおよびその周辺の州をモデルに築かれた広大な廃墟や、そこに蠢く様々な変異生物、過酷な環境の中で暮らす人々など、緻密且つ膨大に作りこまれたゲーム内世界が魅力である。Falloutシリーズ独特のブラックジョークも健在で、冷戦時のアメリカの一触即発な危うさを皮肉った核戦争以前の遺物が随所に見られる。
善悪すらも決められる自由度の高さ
本作品は国家や文明の崩壊した世界が舞台であるため、司法機関はおろか公的な社会組織や社会通念と言えるようなものまで存在しない。これはプレイヤーの行動にも直結しており、ひとたび導入パートを終えて外界に出れば何をするのも自由である。善人となって各地で悪党に悩まされている人を助けて回ることもできるし、私利私欲のみを追求する殺人鬼になることもできる。サブクエストはもちろん、メインクエストも立場や思想によりそれぞれの攻略法が存在し、その結末も選択によって異なる。
登場するNPCも思惑は様々であり、自分の欲求をかなえる為には殺人も躊躇わない者が少なくない。また、プレイヤーに友好的なNPCも一部の例外を除いて皆武装しており、窃盗や傷害を加えると問答無用で攻撃してくる。その際には繋がりのある組織や街と敵対状態になり、「投獄」「罰則」という概念も無いために、死ぬか殺すか逃げ切るかしなければ事態は収まらない。