『底辺実況者』から這い上がるための5つのヒント
底辺実況者とは?
2014年8月現在、ニコニコ動画における実況プレイ動画はおよそ150万件をゆうに超えています。その中でも100万回以上再生されている超人気動画は160個、50万回以上の人気動画は1024個、再生数5万回以上の中堅動画は1万8千個程度に過ぎません。
グラフで表すと以下のようになります。
このように、ニコニコ動画に存在するゲーム実況プレイ動画の98.8%は再生数5万回未満・マイリスト登録数100未満の底辺実況なのです。
では、どうするのか。諦めるのか?
決して諦めない者を打ち負かすことは出来ない。
(ベーブ・ルース)
どれだけ有名な実況主でも再生数0から始めました。もちろん彼らには魅力的な声や持って生まれた話の上手さなどの才能があるのでしょうが、それだけではありません。有名実況主の作成する動画には共通の特徴が必ずあるのです。
1.明確化と差別化
『(ゲーム名) 実況プレイ』というタイトルの、ただそのゲームを普通にプレイするだけの動画があまりにも多く、そしてそのほぼ全てが底辺実況です。
このような底辺実況を抜け出すために何より最初にしなければならないことは、内容の明確化と差別化=個性を持つことです。
- 津軽弁で実況
- 最高難易度をナイフのみでクリアする
- コントローラーを足の指で操作する
など、とにかく他の動画との違いを積極的にアピールしなければなりません。一番やってはいけないのは普通にプレイすることです。
2.きちんと喋る
かなり重要でありながら意外と見落とされがちなのが、『喋り方』です。
「あー」とか「うー」とか「えー」などの無意味な音声を頻繁に発する実況主は多いですが、これは完全に雑音です。やめましょう。
どうしてもこの癖を治せない場合は、いっそのこと台本を用意するのも良いです。(完全に台本通りだともはや実況ではないので、憶え書き程度のメモをディスプレイのまわりにべたべた貼っておきましょう)
考えながらだとボソボソと聞き取りづらくしか喋れない人でも、あらかじめ伝えたいことがおおまかに決まっているだけで自信のある話し方になります。
(参考記事:【実況主向け】声の出し方まとめてみた)
近年のゲームは大作化の傾向が強く、総プレイ時間が100時間を越えるものは既に珍しくありません。当然それにともなってゲーム実況動画も長時間化し、短いものでもPart30くらいまでいくのはもはや普通です。
そこで地味に気になってくるのが録音時にマイクや周辺機器から入ってしまうノイズ。「ジー……」「ザー……」というような低い雑音は、ずっと動画を見続けているとかなり耳への負担となります。はっきり言って耳レイプです。
編集時に除去することもある程度は可能なのですが、限界はあります。ノイズの大元を断ってしまうために以下の三点を見直しましょう。
■マイクと自分との距離を適正に保つ
マイクにはメーカーが推奨する適正な距離があります。遠すぎると室内のノイズを拾い、近すぎると大きな声を出したときに割れてしまったりしますので加減が必要です。ヘッドセットタイプのマイクを使用する場合は、マイクに吐息(特に鼻息)が当たらないように気を付けて下さい。
■良いマイクを使う
必ずしも高級である必要はありませんが、実況プレイに適したタイプのマイクを使うのは賢い選択です。上述した通りヘッドセットタイプのマイクには吐息が乗りやすく、実況にはオススメできません。スタンドタイプのものが最適です。
どうしてもこの癖を治せない場合は、いっそのこと台本を用意するのも良いです。(完全に台本通りだともはや実況ではないので、憶え書き程度のメモをディスプレイのまわりにべたべた貼っておきましょう)
考えながらだとボソボソと聞き取りづらくしか喋れない人でも、あらかじめ伝えたいことがおおまかに決まっているだけで自信のある話し方になります。
(参考記事:【実況主向け】声の出し方まとめてみた)
3.クリアな音質
近年のゲームは大作化の傾向が強く、総プレイ時間が100時間を越えるものは既に珍しくありません。当然それにともなってゲーム実況動画も長時間化し、短いものでもPart30くらいまでいくのはもはや普通です。
そこで地味に気になってくるのが録音時にマイクや周辺機器から入ってしまうノイズ。「ジー……」「ザー……」というような低い雑音は、ずっと動画を見続けているとかなり耳への負担となります。はっきり言って耳レイプです。
編集時に除去することもある程度は可能なのですが、限界はあります。ノイズの大元を断ってしまうために以下の三点を見直しましょう。
■マイクと自分との距離を適正に保つ
マイクにはメーカーが推奨する適正な距離があります。遠すぎると室内のノイズを拾い、近すぎると大きな声を出したときに割れてしまったりしますので加減が必要です。ヘッドセットタイプのマイクを使用する場合は、マイクに吐息(特に鼻息)が当たらないように気を付けて下さい。
■良いマイクを使う
必ずしも高級である必要はありませんが、実況プレイに適したタイプのマイクを使うのは賢い選択です。上述した通りヘッドセットタイプのマイクには吐息が乗りやすく、実況にはオススメできません。スタンドタイプのものが最適です。
小指の先くらいの大きさで、スタンドに立てるだけでなくクリップで服に付けて使うこともできる。小さいが音質はかなり良く、ノイズが全く無い。価格も2000円代と良心的。
安い。とにかく安い(500円以下)。首がぐにゃぐにゃ曲がるので調整が楽。吐息が乗りやすいがティッシュをかぶせると劇的に改善する。あと見た目が可愛い。
■サウンドカードを繋ぐ
ちょっとお高めですが、音質の改善に関しては最も効果が高い。USBタイプのものであればパソコンとマイクのあいだに繋ぐだけで簡単に使える。
編集に便利なミックス機能やブースト機能など、欲しいものはなんでも入っている。これさえあれば問題ない。値段は約7000円。
4000円程度とかなりお手軽。機能はあまりないが、とりあえず実況動画の音質をなんとかしたい人にはこれ。
4.んc
もちろん『ナイスカット』のこと。単調な作業の繰り返しやマップ内で迷ってウロウロしているだけのシーンなどはどんどんカットしていきましょう。その際には『移動シーンはカット』『gdgdしたところは編集しました』など、視聴者へのアナウンスを忘れずに。
また、あえてカットではなく早送りすることで、自分が道に迷っている様子を映して笑いを誘う、というような手法もあります。
さらに上級技として、
- 移動中に別窓で直前の会話シーンをかぶせ、なぜ移動しているのかを視聴者に伝える
- 作業中にコメント返しや質問への返答を行う
5.タイトルとサムネイル
見た瞬間にどんな実況なのかが伝わるような、そんなタイトルとサムネイルが理想です。
できるだけ短く簡潔に。
また、言い訳めいたタイトルやネガティブな言葉は使うべきではありません。「ぐだぐだプレイ」や「下手糞だけどやってみた」などのように予防線を貼るのはやめましょう。
(ただし「初見プレイ」や「ビビリ実況」などには一定のファンがいます。個性や魅力のレベルに昇華できる自信があるなら積極的にチャレンジしてみましょう)
動画の顔とでも言うべきサムネイルも、適当に生成するのではなく、一手間を加えるべきです。
絵心のある人には自作のイラストがおすすめです。絵心のない人にも自作のイラストはおすすめです。(いわゆる『画伯』)
ゲームのタイトルロゴを表示するのも有効です。
最も大切なこと
最も大切なこと
ね、簡単でしょう?
(ボブ・ロス)